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【オープンワールドRPGの究極】フロムソフトウェアのELDEN RING(エルデンリング) をレビュー(PS4版)

エルデンリング

フロムソフトウェアの新作、「エルデンリング(EldenRing)」が発売されました。超期待の新作を、今か今かと待ちわびていた人も多いかとおもいます。

この記事では、PS4版(PS4版でも充分たのしめます。いずれPS5本体を手に入れたらとお考えの方にも、ぜひPS4でのプレイをおすすめします)の序盤をプレイした感想をレビューするので、プレイしてみたい方はどうぞ参考にしてください。

エルデンリングとは?

本作が話題になったのは、大人気の名作RPGを数々リリースするゲーム会社「フロムソフトウェア」と、海外ドラマシリーズの原作を書いた名作家とのコラボが理由でしょう。

発売前からゲームを、そして映画を超えるファンタージの傑作になることを約束された作品です。

フロム・ソフトウェア

エルデンリング

フロムソフトウェアは、日本のゲームソフトメーカー。古くは、プレイステーションの「キングスフィールド」や「アーマード・コア」などでデビューした、個性的でコアなゲームを得意とするソフト会社です。

とりわけ人気なのが、「ソウルシリーズ」と言われる「DARK SOULS」の3作で、史上最高のゲームと評されるほど。さらには、代表作「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」は2019年のGOTY(Game of the Year:ゲーム・オブ・ザ・イヤー)を総なめにしました。

そのフロムソフトウェアで数々の作品にディレクターとして関わるのが、宮崎英高氏。フロムのゲームは彼のこだわりが強く、今作エルデンリングでも宮崎氏のつくりだす世界を存分に堪能することができるでしょう。

ジョージ・R・R・マーティン

ジョージ・R・R・マーティン

ジョージ・R・R・マーティンは、アメリカのファンタジー作家兼脚本家。自身の作品「氷と炎の歌」のシリーズがドラマ化し、「ゲーム・オブ・スローンズ」として全世界で大ヒット。

今作エルデンリングでは、先述の宮崎と共に物語の構築に大きく携わったとされています。

 

エルデンリングのストーリー

物語は、エルデンリングが破壊され、その破片であるグレートルーンが散らばった後の「狭間の地」が舞台。かつては指輪とその存在を象徴するエルドツリーに彩られていたこの地は、今では永遠の女王マリカの子孫により支配され、指輪の欠片を所有する彼らはその力に狂い、戦争を繰り広げる。
褪せ人(プレイヤー)は、かつて狭間の地から追放された身。しかし彼は再びその地に降り立つ。全てのグレートルーンを見つけ、エルデンリングを復活させ、エルデの王となることを目的として…

 

ELDEN RING

 

オープンワールドで描かれた世界

エルデンリングはこれまでのフロムソフトウェアの作品と異なり、ゲーム内のフィールドを自由に行き来できる「オープンワールド」のシステムを採用しています。

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」などでも用いられたこのオープンワールドはとても自由度が高く、ゲームの進行に順序もなく、プレイヤーの冒険のしかたにあわせ物語も変化します。

世界はとても広く、そして美しく、走っていたり立ち止まっていてもその景色に見とれてしまうこともしばしば。ゲームとしてはもちろん、ひとつのアートとしても一見の価値あり。

自分だけの「褪せ人(あせびと=プレイヤー)」をつくり・育てる

フロムソフトウェアのゲームではおなじみの「キャラクターメイク」。このエルデンリングでも、ゲーム開始時に自分の好みに合わせたキャラクターをつくり、冒険に出ます。

素性(職業)を決める

エルデンリング

エルデンリング

エルデンリング

今作ではソウルシリーズの伝統で、ゲームをはじめる際に自分のキャラクターをつくります。

まずはキャラクターの素性(すじょう:職業・専門のようなもの)を選びます。用意されているのは以下の10種類。

  • 放浪騎士(剣盾・初心者向け)
  • 剣士(剣弓・テクニック重視)
  • 勇者(斧・パワータイプ)
  • 盗賊(ナイフ・すばやさ重視)
  • 星見(攻撃魔法・後半有利)
  • 預言者(回復魔法・ヒットアンドアウェイ)
  • 侍(居合い・リーチ長)
  • 囚人(武器も魔法もOK・打たれ弱い)
  • 密偵(武器と回復・ステルスプレイ)
  • 素寒貧(裸スタート・ベテラン向け)

自分の好みにあった素性を選びプレイを始めるのもよし、腕に覚えのある人なら素寒貧で裸一貫のハードモードもよし。

 

顔のシワまでこだわるキャラクター作成

エルデンリング

素性選択だけでなく、キャラクターの年齢や髪型・肌色から、しわの数までカスタマイズ可能。すみずみまでこだわる人には、たいへんうれしい機能が装備されています。

 

豊富な武器や防具で自分だけの装備を選ぶ

ダークソウルシリーズからの継承で、このエルデンリングにも豊富な武器が登場します。ファンタジーの世界ではおなじみの剣の種類も多く、小さなナイフから体よりも大きな大剣など。魔法をメインに使うキャラなら杖、遠距離武器も使うタイプなら弓など。

鎧や兜、盾やアクセサリーも豊富で、それらを装備するとグラフィックも変化。機能だけでなく見た目重視の装備でプレイするのもたのしみのひとつです。

 

能力値を割り振って得意を活かす

エルデンリングでは、キャラクターの成長を自分で数値を割り振って行います。敵を倒すと得られる「ルーン」を貯め、8種類の能力値に振り分けます。

剣を使った肉弾戦キャラが好みなら生命力に振ってHPを高くしたり、筋力を上げて攻撃力を高めたり。魔法系なら知力や信仰を上げたり。自分の得意や好みに合わせたキャラを育て、冒険を進めます。

大きくて、速くて、強いボスたち

フロムソフトウェアの作品の醍醐味は、やはり「ボス戦」。自キャラの何倍も大きなボスとの戦いは、緊張し、白熱し、興奮の連続。

何度も死んではパターンを覚えて攻略する、いわゆる「死にゲー」スタイルがフロムゲームのキモ。

それこそひとりのボス相手に2,3時間かけ、もう無理とおもったところで、ついに倒す。この達成感のためにゲームをプレイしているようなもの。そして、この世界にはまだまだたくさんの強敵がプレイヤーを待ち構えています。

究極のRPGはここに行き着くのか?

フロムソフトウェア

序盤をプレイしての感想として、この作品は文句なく超大作として歴史に残るゲームとなるとみます。

まずオープンワールドRPGとして、その広すぎる世界を探索するのに、ほとんど苦しさや飽きを感じず、スムーズにゲームを進行可能です。広大なフィールドと巨大なダンジョンはシームレスに繋がっているため、自然にドラマの展開が進みます。

戦闘は、ダークソウル系のシステムを中心に、SEKIROのアクションも一部取り入れ、重さと軽さを兼ね備えたバトルを楽しむことができます。各所のボスが強すぎると感じても、ところどころにてレベリング(レベル上げや強装備の入手)すれば、アクション不慣れなプレイヤーでも必ずクリアできるはず。この部分に関しては、メーカーの初心者対策としての配慮に感服しました。

ボス戦にしろ未知の領域の発見にしろ、プレイは常にエキサイティングしっぱなしで、緊張と驚きと感動の繰り返しを提供してくれる、ゲームだけにはとどめておけないエンターテイメントに仕上がっています。

エルデンリング

今回のプレイはPS4版にてのものですが、FHD・30fps程度のクオリティでも全く問題なくゲームを楽しめます。

さらには、PS4版からPS5版へのアップグレードは無料でおこなえ、セーブデータも移行可能。PS5本体の購入までエルデンリングのプレイを控えている方、もしPS4を所有しているならためらわずPS4版を購入しすぐにプレイすることをおすすめします。

ちなみにPS4でプレイされる方で、本体を高速なSSDに交換されていない方。ぜひこの機会に、短いロード時間で快適な「SSDへの換装」をしてみてはいかがでしょうか。下記の記事を参考にしてください。

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エルデンリング

このエルデンリング、とにかく(空間が)広くて、(時間が)長いゲームです。ひととおりクリアしても、取りこぼしを補ったり、全く異なる素性のキャラでの再プレイもするでしょう。プレイするあなた自身の色に染まるこのゲーム、究極のRPGとうたっても異論はないはず。エルデンリング、ぜひプレイしてみてください。

 

ELDEN RING

 

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